「什么shénme(何)」「哪里nǎli(どこ)」「谁shuí(だれ)」はそれぞれ疑問詞です。
しかしこれら疑問詞は不特定のものを表す表現にも使えます。
また「すべて」というニュアンスを表すこともできます。
「什么也都可以~」なんでも~よい
「什么」などの疑問詞はある範囲で例外がないことを表すことができます。
「什么也都可以shénme yě dōu kěyǐ~」で「なんでも~よい」という意味になります。
「什么」の部分にほかの疑問詞を入れることで、いつでも~よい、どこでも~よい、誰でも~よいという表現を作れます。
例文で見てみましょう
我什么也都可以吃。 wǒ shénme yědōu kěyǐ chī
(わたしはなんでも食べられます)
他什么也都不怕。 tā shénme yědōu búpà
(彼はなにも恐れません)
哪里也都没有人。 nǎli yědōu méiyǒurén
(どこにも人はいません)
上記例文の2つ目3つ目のように「…也都~」の形で「なにも~」「どこにも~」という言い方もできます。
練習問題に挑戦
日本語を中国語にしてみましょう。
1. 妻はなんでも飲めます。
2. ここの会社はいつでも暇です。
3. 彼は誰とでも友達になれます。
4. 私は何もしたくありません。
5. 彼はどこででも寝れます。
ヒント不要な方はここで問題にチャレンジしてみてください。
ヒントと解答解説はこの下です。
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-ヒント
妻 … 妻子qīzi
暇である … 闲xián
友達になる … 做朋友zuò péngyou
思わない … 不想bùxiǎng
解答と解説
2.
いつでもは「什么时候也都~ shénmeshíhòu」となります。
3.
「だれかと友達になる」は「跟谁做朋友」といいます。「だれとでも~できる」は上記のように表現します。
4.
「したくない」なので「不想做 bùxiǎngzuò」と表現します。