いりません、すみませんなど拒否・拒絶するときに使えるフレーズ
中国語に日本語のような敬語表現はありません。それでも丁寧な言い方はあります。
「不bù(いいえ)」「不要búyào(いりません)」も拒否する表現ではありますが、シーンによってはきつい言い方になることがあります。お誘いを断るときに使える様々な中国語表現を覚えましょう。
- 不要。 Búyào
(いりません) - 不用。 Búyòng
(必要ありません) - 不好意思。 Bùhǎoyìsi
(すみません) - 请谅解。 Qǐng liàngjiě
(ご理解ください) - 不麻烦你了。 Bù máfan nǐ le
(お手数かけてしまうので) - 不想耽误你的时间。 Bùxiǎng dānwu nǐde shíjiān
(お時間取らせたくないので)
不要は「いりません」ときっぱり断っているのに対し、不用は「必要ありません(ので結構です)」となります。不用の方が言葉のキツさを抑えられるかもしれません。
不好意思は「すみません」という意味で、「不好意思,今天我不去(すみません、今日はやめておきます)」のように使います。「行かない」とだけ言うよりも、「すみません」の一言があると相手の印象も変わります。
不麻烦你了は「ご迷惑になりますので(やめておきます)」という意味です。相手がわざわざ何かやろうとしたり誘ってきたときに、「そんなことしていただくとあなたの手を煩わせてしまうので恐縮です(だから結構です)」という風に断るときに使います。
日本語でも「行けたら行くわ」や「検討しておきます」など、直接断っていない断り表現があります。中国語にも似たような表現があります。
- 我考虑一下。 Wǒ kǎolǜ yíxià
(ちょっと考えさせてください) - 下次再说吧。 Xiàcì zài shuō ba
(また次の機会にお願いします) - 到时再说吧。 Dàoshí zài shuō ba
(その時はお願いします) - 我有事。 Wǒ yǒushì
(用事がありまして) - 我不舒服。 Wǒ bùshūfu
(体調がすぐれなくて) - 想是想,不过… Xiǎng shì xiǎng,búguò
(ぜひしたいのですが…)
下次再说は「次回また話しましょう」、到时再说は「その時にまた話しましょう」という意味です。次回の約束を確約している、というわけではないことがほとんどです。
想是想は「思っていることは思っている」という意味で、後ろに「だけど~」と実際はそうできないことを説明する表現です。
フレーズを使って会話練習
上記表現を参考に中国語を話してみましょう。
- すみません、体調がすぐれないので(やめておきます)
- 用事があるので、ご理解お願いします。
- やりたいのは山々ですが、ご迷惑おかけしてしまうので(やめておきます)
不好意思の代わりに、「对不起duìbuqǐ(ごめんなさい)」「抱歉bàoqiàn(申し訳ありません)」などの表現を使ってもいいかもしれません。