「またお越しください」「なにかお探しですか」などお店で使う表現
中国に旅行するときの楽しみの一つが買い物やレストランに行くことではないでしょうか。店員さんが何と言っているかが分かると、旅行の充実感もさらにアップします。
今回は店員さんがよく使う定番の接客表現を音声付きで勉強しましょう。基本的な表現を見てみましょう。
- 欢迎光临。 Huānyíng guānglín
(いらっしゃいませ) - 您想找什么? Nín xiǎng zhǎo shénme
(何かお探しですか?) - 请稍等。 Qǐng shāo děng
(少々お待ちください) - 让您久等了。 Ràng nín jiǔděng le
(お待たせいたしました) - 请慢走。 Qǐng màn zǒu
(お気をつけてお帰りください) - 欢迎再次光临。 Huānyíng zàicì guānglín
(またお越しください)
レストランやファーストフードなどの飲食業、お土産屋や衣料品店などの販売業など、業種によって接客表現は異なります。以下のような表現が使われています。
- 您在这里吃还是带走? Nín zài zhèli chī háishì dàizǒu
(こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか) - 您要什么? Nín yào shénme
(ご注文は?何が欲しいですか?) - 现在我可以点菜吗? Xiànzài wǒ kěyǐ diǎncài ma
(今ご注文お伺いしますか?) - 要不要换大的? Yàobuyào huàn dàde
(大きいサイズに変更なさいますか?) - 可以试穿。 Kěyǐ shìchuān
(試着できます) - 请慢用。 Qǐng mànyòng
(ごゆっくりお召し上がりください) - 要不要包装? Yàobuyào bāozhuāng
(お包みいたしましょうか?)
店員によって言い回しが異なったり、「您」ではなく「你」を使うこともあります。それでも上記の表現は接客の時にかなりの頻度で出てくる表現です。
ぜひ覚えて中国人とのお店での交流を楽しんでください。
フレーズを使って会話練習
上記のフレーズを参考にして、下記の日本語のフレーズを中国語で発音してください。
- いらっしゃいませ、ご注文は?
- お待たせいたしました、ごゆっくりどうぞ。
- 店内でお召し上がりですかお持ち帰りですか?少々お待ちください。
- ありがとうございました。お気をつけて。
日本ではどんな業種でも「いらっしゃいませ」は使われますが、中国だと小さな個人商店では「欢迎光临」と言わないこともよくあります。ちょっと大げさな感じになるからです。
「欢迎光临」と言わなかったから、接客が丁寧でないというわけではありません。中国語には明確な敬語表現というものはありません。シーンに合わせた中国語があります。
今回紹介した表現も日常会話で使えるものもあります。例えば「请慢走」は、友人などが帰るときにもあいさつとして使うことができます。