中国語量詞はかなりたくさんあるので、名詞ごとに正しい量詞を覚えるのは大変です。
「个」で代用できないこともないのですが、やはりふさわしい量詞が使えると表現がよりナチュラルになります。
今回は引き続き量詞を勉強しましょう。
条で数えるもの、使わないもの
動物を数えるときは「只zhī」を使うのが基本ですが、ヘビや魚などは「条tiáo」を使います。
人によっては犬や牛も「条」を使いますが、「只」でも差し支えありません。
細長いものを数えるときは「条」を使います。
しかし鉛筆やたばこなど、細長くて硬いものは「支zhī」を使います。
テーブルは「张zhāng」を使いますが、椅子は「把bǎ」を使って数えます。
包装の状態でも量詞は変化します。
たばこ一本なら「支」、たばこのつつみ一つなら「包bāo」、たばこワンカートンなら「盒hé」のように言います。
例文で見てみましょう
爸爸钓了几条鱼了。 bàba diàole jǐtiáo yú le
(パパが何匹か魚を釣ってきた)
坐船过一条河。 zuòchuán guò yìtiáohé
(船に乗って川を渡る)
买好一张新桌子。 mǎihǎo yìzhāng xīn zhuōzi
(新しいテーブル1台を買った)
川やロープなどは細長いものとしてみなすので、「条」を使います。
練習問題に挑戦
ふさわしい量詞を使って、日本語を中国語にしてください。
1. 私は2匹の猫を飼っている。
2. タバコ1本ありますか?
3. ここには300脚の椅子があります。
4. チョコ1箱ください。
5. 1匹のヘビが出てきて、彼女を噛んだ。
ヒント不要な方はここで問題にチャレンジしてみてください。
ヒントと解答解説はこの下です。
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-ヒント
飼う … 养yǎng
たばこ … 烟yān
チョコレート … 巧克力qiǎokèlì
ヘビ … 蛇shé
噛む … 咬yǎo
解説と解答
1.
中国語に「飼う」と「養う」の差はありません。
4.
私にくださいというときは「给我···」を使います。
5.
「就jiù」は前半と後半の文をつなぐ表現です。前半の文の出来事と後半の文の出来事が一つながりであることを表します。