中国の荷物は中身のチェックが厳しいです。特に海外に郵送しようとすると中身を一つ一つ全部チェックされます。

中国の郵便局の様子 普通輸送と急ぎ便が選べます

まずカウンターで受け付けをします。身分証明書が必須で、日本のパスポートでも受け付けてくれるのですが、中国人の友達がいるならお願いして名義を貸してもらう方がスムーズに手続きできます。

袋から郵送したい荷物を検品してもらいます

段ボール箱が輸送に耐えられる強度があれば自分で用意してもいいのですが、ほぼ必ず箱は郵便局の段ボールを使わなければいけなくなります。

また服一枚一枚、本一冊一冊にチェックが入るのできれいに箱詰めして持っていく必要はありません。バラバラにならないように大きな袋に詰めて、チェックしながら職員さんに箱詰めしてもらいます。

検品した荷物を箱に詰めてくれます

現金や機械もの(電気スタンドやシェーバー)などは郵送できません。真珠のネックレスなど貴金属や宝石類も駄目のようです。

一人の職員さんがつきっきりで作業して1~2時間で終了です。自分自身でやることは宛先を書くくらいです。荷物の追跡もできますし、これまで郵送でトラブルになったことはありません。

国内配達の様子 路上に積み上げられる荷物たち

中国の運送業もかなり過酷な仕事です。ネットショップが発達したおかげで配達業者は日々大量の仕事をこなさなければなりません。

ひもの扱いがプロです

アプリで近くの貸しトラック(運転手付き)を手配することができます。輸送する距離に応じて料金を払います。

貸しトラックの運転手は荷物の上げ下ろしを手伝う義務はありませんが、早く終われば早く帰れるので結構手伝ってくれます。

積み込み方が中国式プロフェッショナルで見ているこちらがハラハラします。

積載量は積めるだけ
荷物が引きずられています

国内の配達にバイクはよく使われています。雨が降れば濡れ、荷物が多ければボロボロになります。

街角でお菓子を売る男性

荷物を手で運ぶならこのような棒を使っている人もいます。両方に荷物を下げてバランスを取ります。

両端のかごの中身は人それぞれで、野菜や豆腐、ニワトリや蒸しピーナッツなど様々なものを路上で売るために運んでいます。

このかごと棒を担いでバスにも乗り込んできます。