あなたは温泉は好きですか。温泉は好きだけれど、知らないほかの人と一緒に入るのが苦手な方やほかの人が浸かった湯船に入ることに抵抗がある方もいるかもしれません。

部屋に家族風呂がついているホテルもありますが、利用にはそれなりに費用がかかってしまいます。

今回は温泉を個室で、かつお手ごろな値段で楽しむ方法「湯屋 tāngwū」をご紹介します。

以下の写真は台湾の「北投 běitóu(ベイトウ)」という温泉地の様子です。

流れる小川も温泉

比較的寒い時期に行った時の写真なので服装などの季節感が違いますが、そのおかげで湯気が立っているのをはっきり見ることができます。温泉街の雰囲気です。

北投の温泉 このビルの中に温泉があります

北投は温泉街でたくさんの銭湯があります。もちろんリゾート感を味わえる温泉ホテルもありますが、今回はローカルの人もたくさん利用しているこちらの「北投青磺名湯」に来ました。

1階はフロント

ビルの1階で受け付けします。1階は男女別の大浴場。2階は湯屋という個室です。

湯屋の利用は1回1時間で400元(約1800円)です。湯屋は2人で利用することができるので、家族や友達と一緒に利用すればかなりリーズナブルです。

個室の様子

外観から年季の入った施設であることは見て取れましたが、予想通りの感じのお風呂です。見た目はぼろいですが、毎回利用後にスタッフが清掃していて清潔です。

酸性ラジウム温泉という珍しい水質です。スタッフによる利用説明の際に「温泉で顔を洗わないでください。シャワーからは水道水が出るので、そちらで顔を洗ってください」と言われました。肌に傷がある方も入浴注意です。ものすごくしみます。

温泉はとても気持ちが良く、ものすごく体が温まります。

湯上りのドクターフィッシュ足湯
温泉でふやけた角質に食いつきます

なんとこちらの温泉はサービスで足湯を提供していました。ドクターフィッシュが面白いくらい食いつきます。

地熱谷に観光

北投駅から徒歩で行けるところに源泉が噴き出す場所があります。

天然温泉がこれでもかと湧いています

硫黄のにおいとともに見えてきたのは加工されていない完全天然の温泉。ここでの入浴はできません。

日本語での説明書き

日本語で説明が書いてありました。今はコロナで観光客がいませんが、通常時はきっとたくさんの観光客でにぎわっていたのでしょう。

もし台北に来ることがあれば北投に立ち寄ってみるのはいかがですか。