日本がコロナの感染者数が高止まりしているなか、台湾は入国管理の水際対策が功を奏していました。入国後の検査でコロナ陽性が判明することはありましたが、しばらくの間国内感染例がゼロでした。
しかし10日ほど前、出国例のない人の国内感染が明らかになり、あっという間に数百人の感染が明らかになりました。そのほとんどが感染経路不明とのことです。
2021年5/17時点で警戒レベルが四段階のうちの第三段階に達し、学校のオンライン授業や映画館などの娯楽施設の閉鎖が決まりました。また不要不急の外出を控えるようにアナウンスされています。
そして巣ごもりのため、多くの人が食料品や保存食求めてスーパーに駆け込みました。
スーパーに入る前に、氏名、電話番号、入店時刻を記入して、検温とアルコール消毒とマスク着用の上入店することができます。厳しさの点で、日本の対策よりも上回っています。
人から見えるのはちょっと、、、という人はQRコードを読み取って、サイトから登録をすることもできます。
台湾では以前にサーズがはやったときの記憶が残っていて、感染症対策には非常に敏感です。今回も警戒レベルが引き上げられてから、食料の確保に走る人がたくさんいました。
肉類はかなり少なくなっていました。写真では空になっていますが、その横の棚はまだ多少残っていました。冷凍食品もご覧の通りです。
米や小麦粉も少なくなっていましたが、私が見たときはまだありました。飲料はたくさんありましたが、牛乳や豆乳やヨーグルトなどは少なくなっていました。
例によって、トイレットペーパーも品薄気味でした。
野菜もちょっと少なくなっていましたが、まだありました。卵はありませんでした。
台湾政府は2週間の活動自粛を呼び掛けていて、しばらくこのような状態は続きそうです。