メルマガNo605
中国人にとってメインとなるコミュニケーションツールはwechat(ウィチャット、以下微信)です。
しかも日本で一番使われているLINEには無いような微信の様々な機能が、中国人の心をつかんで生活必需品アプリへと昇華させています。
写真やネット記事を友達とシェアできる
中国人は自分大好きなので、自撮りも大好きです。
微信を使って最近の写真をアップして自分とつながっている人と共有することができます。
もちろん写真だけではなく、気になったネットの記事やお得な情報、自分の現在地の地図なども送ることができます。
お店でのメニュー注文や電化製品のアフターサービスも微信で
お店によってはもう紙のメニュー表は置いていません。
テーブルにあるQRコードを微信で読み込んで、そこからメニューを注文します。
家電製品を買ったらメーカー登録やサービススタッフとのやり取りも微信です。
メーカーの微信のメニューから修理や交換、相談などができます。
銀行口座を登録すれば財布レスな生活に
マイウォレットから銀行のキャッシュカードを写真にとると銀行口座を微信に登録することができます。
日本で言うデビットカードのように銀行口座に預金しているだけしか使えないので、クレジットカードのように支払い能力を超えて使い過ぎてしまうことがありません。
若い人も大勢使っています。
今や現金は使えず、微信やその他アプリでの電子支払いしか使えない店や自販機も出てきています。
微信を使ってネットショップを展開
ネットショップも微信上で作ることができます。
商品掲載や決済も全部微信上でできます。
自分をフォローしてくれた人に一斉にキャンペーンをお知らせしたりできます。
番号札を受け取るにも微信
中国電信(中国版NTTのような会社)に行ったときに、受付のための番号札を取るためにはQRコードを微信で読み取らせる形になっていました。
そして順番になると施設内にいなくても携帯に通知がきて、何番の窓口に行けばいいのか教えてくれます。
あまりにも生活のあらゆるところで使えるので、ますます微信の必要度が増しています。