メルマガNo609

あなたは中国語を勉強して1年以上たっているけど、会話があまりできていない方ですか?

もしそうなら中国語を「話す」努力をする必要があるかもしれません。

 

中国語を「見すぎる」日本人

日本人は漢字を理解できるので、知らない単語であっても文字で見るとなんとなく推測できます。

しかしこの日本人の中国語を学ぶ面でのメリットが会話力の向上を妨げているケースがかなりあります。

例えば教科書を使って講師と会話練習しているとして、テキストを見ながらでないと話せない人は、会話力がかなり低いと言えます。

新しい表現や分かない意味のところだけテキストを見るのは良いことですが、すでに分かる部分もテキストを見ながら話すのは、会話力に自信のないことの現れです。

多少たどたどしくなっても相手の顔を見て、知っている単語やフレーズで会話するように努力する方が、会話力は伸びていきます。

 

単語を音で覚える

もう一つ日本人のよくある弱点が、単語を音ではなく漢字で覚えている点です。

漢字で覚えているので教科書に載っていたりテストで出るときには答えられます。

しかし音で覚えていないので、会話で出てきても全く理解できず、漢字を教えてもらったら知っている単語だったということになります。

中国語単語を覚えるときは必ず発音とセットで覚えるようにしましょう。

 

音声を聞いてピンインを答える

会話力が低い人はリスニングが苦手です。

リスニングができない理由は単語を知らないということもありますが、往々にして正確なピンインが聞き取れていないことが原因です。

中国語の音を聞き取るためには音の違いを理解する必要があります。

おすすめの勉強法は中国語の学習CDなど(1分くらいの朗読音声など)を使って、ある音声の内容をまるまるノートに写す方法です。

最初は全然書き写せないと思いますが、反復して聞いて全部かけるまで繰り返し聞きます。

そして答え合わせをして自分がどの発音が弱いかをチェックし、苦手な発音を練習しましょう。

聞き取りながら書き取る、答え合わせと練習を繰り返していくことで、発音とリスニングの面で劇的なレベルアップが期待できるはずです。