4月の上旬には「清明節」という連休があります。
2019年は4月5日が清明節にあたり、5-7日が連休になっています。
どんな祝日かご紹介します。
家族でお墓参りをする
亡くなった家族・ご先祖のためにこの時期にお墓参りをし、お墓の掃除など手入れをする習慣があります。
お線香やお花をささげたり、亡くなった方にあの世で使ってもらえるように紙でできたお金や物などを燃やしてささげる烧纸(シャオジー)ということもします。
また春になり暖かくなる時期なので、ピクニックの時期でもあります。
家族で出かけてだんらんを過ごす時期でもあります。
旅行などに出かける人も多いようです。
温めないで食べられるものを食べる
食に関しては地方差が大きいのですが、温めないで食べられるものをこの時期に食べる習慣があります。
例えば、草だんごやゆで卵などを食べる地域もあります。
また墓参りとセットにして、郊外の墓地に出かけた後、家族で食事をとるという習慣の地域もあります。
実は割と最近制定された祝日
清明節の習慣自体は昔からありますが、国民の祝日とされたのはここ10年くらいです。
最近ではゴールデンウィークとしてメーデーの5月ごろが行楽の時期になってきましたが、中国ではメーデー(5月1日)は祝日ですが連休ではありません。
そのためこの清明節の連休で割と近場の旅行スポットに出かける人は多いようです。