台湾や中国と日本の食べ物はよく似ています。しかし使う調味料や好みの味付けなどはやはり地域性が出ます。

今回は台湾で見かけた日本では珍しい食べ物や食べ方、調味料をご紹介します。

沙茶酱(シャーチャージャン) 

沙茶酱は魚介風味のふりかけのような調味料です。XO醤の風味も感じられます。見た目は醤油をたらしたかつお節みたいです。

あまり辛くなくしょっぱすぎることもなく、料理の味を損なわないので、日本人も好きな味かもしれません。

萝卜糕(ルォボーガオ)

萝卜糕の「萝卜 luóbo」とはダイコンの事です。ダイコンと米粉を練って蒸して作ったものです。はんぺんのような食感です。

私は焼いて醤油をかけて食べています。

香肠(シャンチャン)

香肠はソーセージの事です。上記写真の「蒜味(スヮンウェイ)」とはニンニク味の事です。台湾ではソーセージはニンニクと一緒に食べます。生ニンニクをかじりながらソーセージを食べることもあります。

鍋のもと
麻辣(マーラー)味の鍋のもと
鍋のもと アヒルの血味

一つ目の鍋のもとはとんこつ味ですが、二つ目は辛口、三つ目は血を使った鍋です。

中国や台湾では血を使った料理もあります。三つ目の鍋のもとの写真の赤い豆腐みたいなものは、血を固めて作った「血糕(シエガオ)」というものです。

鸡脚(ジージャオ)

中国や台湾では鳥の足を食べる習慣があります。見た目はグロテスクですが、プルプルとした食感でコラーゲンもたっぷりでおいしいです。

释迦头(シージャートウ)
凤梨(フォンリー)とはパイナップルの事

释迦头(シージャートウ)は南国のフルーツです。見た目硬そうですが、熟すと手で皮をむくことができます。中身は真っ白な実で、酸味が全くなくライチのような甘さがあります。

释迦は仏教のお釈迦様、ブッダのことで、見た目が仏像の頭のように見えるからこの名前で呼ばれるようです。いろいろな種類の释迦头があり、上記の写真はパイナップルを掛け合わせた種類です。

チーズマンゴードリンクとスターフルーツジュース
右のドリンクはナタデココ?が入っています

台湾ドリンクというとタピオカミルクティーをイメージする人も多いかもしれませんが、それ以外にも特徴的なドリンクがたくさんあります。タピオカはあくまでトッピングの一つです。こちらの写真はマンゴーをベースに作ったドリンクです。

フルーツをふんだんに使ったフルーツジュース、紅茶や緑茶やウーロン茶などを使ったドリンクなども人気があります。