台北にはYoubike(ユーバイク)というレンタルサイクルがあります。街中のいろいろなところにユーバイクステーションがあり、市民の生活の足になっています。

最近、ユーバイクの新バージョン2.0ができました。オレンジ色の自転車は旧バージョンの1.0、白の自転車は2.0です。同じ交通カードを使ってレンタルできます。

ただしステーションに兌換性がないので、1.0の自転車は1.0用のステーションに、2.0の自転車は2.0用のステーションに返却しないといけません。

今回はそのユーバイクを写真付きで紹介します。

1.0版のユーバイク ボディはオレンジ色
ステーションに交通ICカードをかざしてレンタルします

ユーバイク1.0はステーションの機械にICカードを通します。借りるときにカードを読み込ませ、返却する時にもう一度カードを通します。うっかり返却後にカードを通すのを忘れると返却したことにならずに、ICカードの残高がどんどん減ってしまうかもしれません。

1.0ステーションの近くには小さな自販機みたいな機械があってそれを使ってクレジットカードでもレンタルできるようですが、私は使ったことがありません。

ユーバイク2.0 白色ボディ
自転車本体にICカードを読み込ませます

ユーバイク2.0は本体にICカード読み込みさせます。こちらも借りる時と返す時にICカードを通します。

自転車の借り方
一時駐車もできます

ステーションの無い場所に一時的に自転車を置いておきたいときはカギを掛けることもできます。2.0版の場合、写真のようにピンを指すとロックがかかり、借りたときのICカードを通すとロックを解除することができます。

1.0版の方はこれほどハイテクではないですが、一応カギがついているので一時停車できます。

気になるレンタル料金ですが、最初の4時間は30分10元(約45円)です。ちょい乗りだと5元しかかからないこともあります。

サドルがひっくり返った自転車
サドルが逆さの自転車

時々サドルが反対向きになっている自転車があります。いたずらされているのではなく、自転車に不調がある事を表すサインです。最後に乗った人が異変を感じたらこのようにする習慣のようです。

サドルがひっくり返っているのを見れば、それを避けて借りることができるのでとても合理的な習慣ですね。

くくられた自転車

市の業者が定期的に自転車を入れ替えてメンテナンスしています。結構頻繁に見かけるので、まめなメンテナンスがなされていると思います。

パンクやブレーキ異常などがあればサドルがひっくり返されているので見たらわかります。そのためレンタルした自転車が調子悪かったことはあまりありません。

休日になるとレンタルサイクルでサイクリングを楽しむ人がたくさんいます。2.0版がリリースされてからステーションの場所も増えてますます便利になりました。