「温故知新」は孔子の言葉

三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲、不逾矩。

温故而知新,可以为师矣。

己所不欲,匆施于人。

三人行,必有我师焉。择其善者而行之,其不善者而改之。

过而不改,是谓过矣。

日本語訳でお楽しみください

三十にして自立し、四十にして迷わなくなり、五十にして生まれた意味を知り、六十にしてアドバイスを受け入れられるようになり、七十にして心に従い正しくおきてに従える。

古いことをから新しいことを学び取ることで、師となることができる。

自分にしてほしくないことを人に対して行ってはならない。

三人いるなら自分の師とできる者が必ずいる。師の良いところは学び、欠点は自分への戒めとせよ。

間違いを犯しても改めないこと、それが本当の間違いである。

中国文の解説

「温故而知新 wēngǔ ér zhīxīn」は日本語でも「温故知新」というので知っている方も多いかもしれません。

「温故」の温は「温习 wēnxí」の意味で「復習する」ことです。つまり温故とは古いことを復習することを意味します。

温故知新とは、先生として誰かに新しい知識や新しい学問を教える場合、たいていはそれまでの知識をベースにして発展させる必要があるということです。

大体2500年前の人物の孔子ですが、現代にも役立つアドバイスがたくさんあります。