メルマガNo610
文の前半の動詞と
後半の動詞の主語が違う文を兼語文と言います。
前半部分の目的語が
後半部の主語となっています。
例文を見てみましょう
我让你去买菜。 wǒ ràng nǐ qù mǎicài
(私はあなたに買い物に行かせた)
我不让他说话。 wǒ búràng tā shuōhuà
(私は彼に話しをさせなかった)
我让你去买菜。の文を例に見てみましょう。
前半部分「我让你(私はあなたにさせる)」の目的語「你」は、
後半部分「你去买菜(あなたは買い物に行く)」の
主語となっています。
この場合の「你」のように目的語でもあり
主語でもある文章を兼語文といいます。
「让 ràng」は「~させる」という動詞で、
「让」を使う表現は兼語文になります。
では問題にチャレンジしてみましょう。
問題
日本語を中国語にしてください。
1. 私たちは彼には知られないようにしましょう。
2. お年寄りに重いものを持たせるな。
3. 私に少し考えさせてください。
4. 私は弟に「兄は家にいない」と言わせた。
5. お待たせしました。
ヒント不要な方はここで問題にチャレンジしてみてください。
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-ヒント
知る … 知道zhīdào
お年寄り … 老人lǎorén
持つ … 拿ná
考える … 考虑kǎolǜ
家にいない … 不在家búzàijiā
待つ … 等děng