台湾ではごみ出しがちょっと大変です。なぜなら収集の時間に合わせて待っていないといけないからです。
日本のように集積所にごみを出しておけば持って行ってくれるわけではありません。
夕方もしくは夜の時間帯にごみ収集車が来るタイミングでごみをもっていかなければいけません。
燃えるごみ用のゴミ袋です。上記のものは5リットル袋で価格は36台湾元(約140円)です。
可燃のゴミを入れるためのものですが、この袋に入っていれば一応資源ごみであっても持って行ってくれます。
資源ごみは細分化されていて、何曜日は何のゴミと細かく決められています。
この表で言うとビニール袋とペットボトルは別の曜日に出さなければいけません。
台湾のゴミ収集車は2台来ます。一つは可燃ごみ用で、もう一つは資源ごみ用です。
エリアごとに何時何分ごろに来ると決まっていて、同じ曜日の同じ時間にきっちり2台一緒に来ます。
遠くからゴミ収集車のメロディーが聞こえると、ごみを出しに行く準備をする感じです。
ごみの収集車が来る時間になると、地域の人たちがでてきて待機しています。
管理人がいるような高級住宅ならマンションのごみ集積所に出しておけば、管理人が捨ててくれます。そうではない普通の住宅に住んでいる人は、自分でごみを出さなければいけません。
夜勤の仕事をしているような人は、ごみの時間帯に出せません。そういう場合、日中にごみ集積センターまでいかないとゴミが捨てられません。
この様子を見た海外の人は、「台湾のゴミ出しカーニバル」と表現したそうです。
燃えるゴミは有料のゴミ袋に入れないといけないのですが、食べ残しや野菜の皮などの残飯は手前のバケツに入れることができます。
どうやら家畜の餌になるようで、別に回収しています。
私は面倒なので残飯も袋に入れて捨てていますが、残飯と可燃ごみを分ければゴミ袋の容量が小さくなるのでゴミ袋代がちょっと浮きます。年配の人がいる家庭は分けている印象があります。
資源ごみは曜日を守って出せば、料金はかかりません。
出し方も細かくて、紙製品とプラ製品を一つの袋にまとめていると怒られます。出し方が汚いと、最悪突き返されて持って行ってもらえません。
日本のように朝何時までにごみを出しておけば持って行ってもらえる、というのはありがたい事だと思います。