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中国語レッスンというと、よくネイティブ講師が良いとされていますが、日本人講師から中国語を習うにはいくつもメリットがあります。

ただ無条件に誰でもぴったりというわけではなく、もちろん日本人講師から習う方が良い人、ネイティブ講師から習う方が良い人がいます。

 

日本語で解説が受けられる

日本人講師から習う最大のメリットは、やはり母語で教えてもらえることです。

中国人ネイティブ講師の中には日本語が堪能な方もいますが、微妙なニュアンスを伝えることは難しいです。

その点日本人講師なら、コミュニケーションの点で障害がないので、分かりやすい解説を受けることができます。

 

違いが分かる

ある中国語の発音に関して、ネイティブ講師は生徒の発音を聞いて正しいか間違ってるかは分かります。

しかしどこがどのように間違っているかを指摘し、修正させることができるかは別問題です。

 

ちょっとイメージしてみてください。あなたが日本語の講師で、日本語の小さな「っ」の発音を外国人に教えるのは簡単ですか?

「箸」と「橋」の発音の違いを説明できますか?

母語の違いを解説するのは、実はかなり難しいです。

日本人講師は勉強して中国語を習得したので、日本語と中国語の違いを説明することができます。

 

日本人の観点から理解できる

ある表現は中国語に無かったり、逆に日本語にはない概念が中国語にはあったりします。

そうした言語性の違いも、日本人講師なら日本人の観点から教えることができます。

「这个很大」と「这个大」の違いなど、ある文法の訳さないニュアンスの違いも解説することができます。

 

言葉のバリエーションは少ない

逆に日本人講師から習うデメリットは、語彙の豊富さではネイティブには及びません。

十分コミュニケーションできるだけのスキルは身につきますが、上級中国語レベルを目指すつもりならば、やはりネイティブ講師から習う必要があるでしょう。

今のあなたの中国語レベルを見て、どちらから習うのが良いか判断しましょう。