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中国語普通語が話せるようになれば13億人と話せる、
など中国語教室のキャッチコピーなどがあります。

しかし厳密にいえば中国語普通語を話せても
必ずしもすべての中国人とコミュニケーションが
できるようになるわけではありません。

普通語の普及率は70%

 

中国は56の少数民族がいて
それぞれ個別の言語を持っています。

そのうち最も多いのは漢族で、
漢族の言語をもとに
政府によって公式に定められたのが中国普通語です。

中国語は地域差の激しい言語です。

同じ普通語でも発音や
言い回しがかなり違うことがあります。

 

現在学校や公共放送では
普通語を使うことを定められています。

しかし現実は3分の1の人、
約4億人は中国普通語を話せないと言われています。

特に農村部ではその傾向が強くなります。

 

中国の方言は通じない

 

普通語が全く使えない人もいますが
聞くだけならできる人もいます。

これはテレビなどの放送では普通語を使うので
接する機会が多いからと言えます。

しかし聞けても話せないので
コミュニケーションは取れません。

 

また普通語を理解できるけれども
使わない人もたくさんいます。

上海には上海語なる方言があり、
圧倒的にそちらが話されています。

広東地方や香港などでは広東語が話されています。

 

同じ普通語でも方言差が強いので
nの発音がlになったり、
zhの発音がzになったりすることもあります。

中国人であっても出身が違えば
コミュニケーションは容易ではありません。

 

地方が違えば言語だけでなく、習慣も文化も宗教も違う

 

先ほど挙げたように56の少数民族がいて、
90%は漢族です。

つまり10%に満たない割合の中に
55もの民族がいます。

国土も広いので北と南、
東から西ではまるで外国のようです。

 

例えば北方は小麦食なので餃子や麺が多く、
南では米食なのでチャーハンなどがよく食べられています。

チベット族はチベット仏教を信仰していて、
回族はイスラム教を信仰しています。