漢学メルマガNo483

今年2017年の春節は1月28日土曜日でした。

中国人にとって一年のうち
最も大事なイベントです。

旧暦の正月を祝うのが中国式

 

日本人にとってお正月と言えば
1月1日の元旦ですが、
中国人にとってはそうではありません。

1月1日は元旦だけどお正月ではない、
というのが一般的な中国人的感覚です。

中国人のお正月は
旧暦1月1日である春節なのです。

 

旧暦は今の暦と照らし合わせたとき
日付にズレがあります。

毎年日付が違いますが、
だいたい1月下旬~2月上旬が春節に当たります。

 

春節から7日間が祝日となります。

しかし春節の前から
もしくは後ろに休みをまとめて取る人も多く、
その機会を利用して帰省し
家族や親せきと過ごします。

 

騒がしくなる街、鎮まる街

 

春節の特徴と言えば
花火と帰省ラッシュです。

 

花火や爆竹は
正月の盛り上がりに必要なアイテムです。

特に大晦日の夜、
新年を迎えるカウントダウンの時刻が近づくと
街中から花火と爆竹の音が聞こえてきます。

空爆でもされているかのような
360度全方位から爆音が聞こえてきます。

近年は大気汚染問題もあり規制が厳しくなって、
以前のような夜通し花火が上がっている
という事はなくなりました。

それでも日本にはない騒がしさがあります。

 

春節は帰省の時期でもあります。

学生はもちろん、故郷を離れて働く労働者は
みなかえって正月を過ごします。

余りにも多くの人が移動するので
飛行機や駅、高速道路は大混雑です。

逆にいつもの商店街や通りは人の気配が消えて
こんなに広かったんだと思うくらい静かになります。

 

帰省でトラブルも

 

春節の時期にトータル30億の人が
移動すると言われています。

もちろんいろいろなトラブルも起こります。

 

高速道路の渋滞が100キロに達した、
駅の前の路上で一夜を過ごした、
5日間ずっと電車の中で過ごしたなど
すごい話もよく聞きます。

 

ニュースで安徽省で自転車に乗って
高速道路を走行していたある男性がつかまりました。

なんと山東省から来たとのことで、
距離にして500~1000キロくらいはあります。

北の黒竜江省に向かっていたのに
間違えて南の安徽省に向かってしまったようです。

春節で盛り上がる中国で珍騒動多発!自転車で帰省する男性の泣けてくるミスも
http://www.recordchina.co.jp/a162287.html

 

何億人もいると変わった人も
一定の確率でいるものですね。